老年期うつ病評価尺度 (GDS-15)
高齢者向けのうつ病スクリーニング尺度。15の質問から成り、はい/いいえで回答し、高齢者集団に特化しています。
Medical Specialty:
老年医学
精神医学
医療従事者専用
この計算ツールは、医療従事者専用のサポートツールです。これは臨床判断に代わるものではありません。診断および治療に関する最終的な決定は、専門家の単独の責任となります。
この計算機について 💡
老年期うつ病評価尺度、通称GDS(Geriatric Depression Scale)は、高齢者における抑うつ症状の有無と重症度を評価するために特別に設計された、広く使用されているスクリーニングツールです。Yesavageらによって開発されたこの尺度の主な利点は、多段階評価尺度の複雑さを回避した単純な回答形式にあります。患者は、過去1週間の気分や感情に関する一連の質問に「はい」または「いいえ」のみで答えます。この尺度は当初30項目(GDS-30)で作成されましたが、いくつかの短縮版が検証され、現在では臨床現場でより一般的に使用されており、特にGDS-15(15項目)が最も広く用いられています。非常に迅速なスクリーニングのための超短縮版(GDS-5またはGDS-4)も存在します。実施に約5~7分かかるGDS-15は、患者自身が記入するか、臨床家が読み上げることができ、視覚や軽度の認知機能に制約のある患者に有用です。採点は、うつ病を示唆する各回答に1点を加算して計算されます(一部の質問は逆転項目であり、「いいえ」が1点、「はい」が0点となります)。GDS-15の合計点数は0から15点の範囲です。0点から4点のスコアは一般的に正常と見なされます。5点から9点のスコアは軽度から中等度のうつ病を示唆します。10点以上のスコアは、ほぼ常に有意なうつ病を示しており、メンタルヘルス専門家によるより詳細な診断評価が必要です。
基準値
- •スコア 0-5: 正常(うつ病の兆候なし)。
- •スコア 6-10: 軽度から中等度のうつ病。
- •スコア 11-15: 重度のうつ病。
式
Calculation Methodology 15の質問における、うつ病を示唆する点数の合計(うつ病を示す回答ごとに1点)。
参照
Sheikh JI, Yesavage JA. Geriatric Depression Scale (GDS): Recent evidence and development of a shorter version. Clin Gerontol. 1986;5(1-2):165-173.