アルブミン補正カルシウム
患者のアルブミン値に基づいて補正血清カルシウム値を計算します。
この計算ツールは、医療従事者専用のサポートツールです。これは臨床判断に代わるものではありません。診断および治療に関する最終的な決定は、専門家の単独の責任となります。
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この計算機について 💡
カルシウム補正は、患者のアルブミン濃度に基づいて測定された総カルシウム値を調整し、血中の真のカルシウムレベルを推定するために臨床医学で使用される計算です。血液中では、カルシウムの大部分(約40~50%)がタンパク質、主にアルブミンに結合して循環しており、残りは遊離(イオン化)しているか、アニオンと複合体を形成しています。イオン化カルシウムのみが生物学的に活性であり、筋肉の収縮、神経伝達、血液凝固などの機能にとって生理学的に重要です。肝疾患、栄養失調、または重症患者に見られるように、患者のアルブミンレベルが低い(低アルブミン血症)場合、カルシウムの結合部位が少なくなり、*イオン化*カルシウムレベルが正常で生理学的に十分であっても、測定された*総*カルシウムレベルが偽って低く見える(偽性低カルシウム血症)ことがあります。逆に、アルブミンレベルが高い(高アルブミン血症)と、総カルシウム測定値が偽って高くなる可能性があります。誤診や不適切な治療を避けるために、補正カルシウムが計算されます。これは、アルブミンレベルが正常(通常4.0 g/dLまたは40 g/L)であった場合の総カルシウムの推定値を提供します。この調整に最も一般的に使用される式は次のとおりです:補正カルシウム (mg/dL) = 測定総カルシウム (mg/dL) + 0.8 * (4.0 - 患者アルブミン g/dL)。広く使用されているにもかかわらず、この補正は推定値であり限界があり、特に重症患者や酸塩基平衡障害のある患者においては、ゴールドスタンダードであるイオン化カルシウムの直接測定ほど正確ではありません。
基準値
- • これは、アルブミンが正常(4.0 g/dL)であった場合の推定「真の」カルシウム値です。この値をカルシウムの正常基準範囲(通常8.5-10.2 mg/dL)と比較してください。
式
補正Ca (mg/dL) = 測定Ca (mg/dL) + 0.8 * (4.0 - アルブミン (g/dL))
参照
Payne, RB et al. Interpretation of serum calcium in patients with abnormal serum proteins. Br Med J. 1973, 4(5893):643-6.