高血糖時の補正ナトリウム
高血糖患者におけるナトリウム血症の補正
医療従事者専用
この計算ツールは、医療従事者専用のサポートツールです。これは臨床判断に代わるものではありません。診断および治療に関する最終的な決定は、専門家の単独の責任となります。
内科学
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この計算機について 💡
補正ナトリウムは、著しい高血糖が存在する場合に真の血清ナトリウム値を推定するために使用される不可欠な臨床計算です。血糖値が高いと血漿浸透圧が上昇し、細胞内スペースから細胞外スペース(血漿)への水の浸透圧シフトが引き起こされます。この水の流入により、血清中の測定ナトリウム濃度が希釈され、希釈性低ナトリウム血症または偽性低ナトリウム血症として知られる状態が生じます。したがって、測定された検査値は体内の総ナトリウム量を正確に反映していません。補正式(最も一般的にはHillier-Katzの式)は、測定されたナトリウムを上方に修正し、通常、グルコースが正常値100 mg/dLを超える100 mg/dLごとにナトリウム値に1.6 mEq/Lを加算します。この計算は、低ナトリウム血症の不必要で潜在的に危険な治療(高張食塩水の投与など)を防ぐため、患者管理にとって極めて重要であり、正しい治療法は血糖値を下げることに焦点を当てることであることを示しています。これにより、水が細胞内に戻るにつれてナトリウム値が自然に補正されます。
基準値
- • 135-145 mEq/L: 正常補正ナトリウム
- • < 135 mEq/L: 補正後低ナトリウム血症
- • > 145 mEq/L: 補正後高ナトリウム血症
式
補正Na+ = 測定Na+ + 1.6 × [(グルコース - 100) / 100]
参照
Hillier TA, et al. Hyponatremia: evaluating the correction factor for hyperglycemia. Am J Med. 1999;106:399-403.